僕の写真は芸術性を欠いてしまっていた気がする。
いや、芸術性があるなんて奢ったことは口が裂けても言ってはいけないか。
ただ、ただ何か忘れていた、いつの間にか記録写真になってしまっている気がする。
本当に心動かされる場面を写してきたか。
心動かされる場面を描写することのみが芸術だとは言えないだろうけど。
はっきりいって自分が撮る写真はとてもつまらない。とくに今の写真は。
昔の方が楽しそうに写真を撮っていたな。といっても1年前くらいの話だと思うが。
無意味とも思える解像感への執着や技術的なことへの疑念、
そんなことが僕の心を腐らせていたのかもしれない。
無意識のうちに写真に写り込ませていたのかもしれない。
もう一度見直そう。カメラとの接し方を。
カメラは主役じゃない、もちろんカメラは重要なツールだが、
一番重要なのは僕だ。間違いなく。
こんなところで満足できない。
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