2010/02/28

サイバーアーツジャパン観て来た



とてもおもしろかった。
文化庁メディア芸術祭も行ったが、幾分も刺激的でした。

野口靖と安藤英由樹の「Watch Me!」がなかなか。
・道の真ん中にテディベアを置く
・人が物体の前に現れると手を振る:くねくねする
これだけの作品なのだが、異様な雰囲気と気味の悪さが際立っていた。
実演はされていなかったのだが、実際置いたとき作品と街の人がどういう反応をしていたのかビデオ上映されていた(日本だけでなくいろいろな国でやったらしい)。
サイバーアーツHPアーティスト紹介ページ

他には真鍋大度の「Copy Visualize Instrument」もなかなか。
これは、人の顔面の皮膚に電気信号を流して笑顔を作ろうと試みる作品。
試みるのだが上手くいかない。電気信号ではおおよそ笑顔とも検討もつかない顔ができあがるというもの。
これも実際のパフォーマンスの映像を上映していた。
サイバーアーツHPアーティスト紹介ページ

それと、テノリオンも展示会に頻繁に顔を出していますが、今回も展示されてました。
今回でテノリオンに触ったのは三度目ですが、多少操作に慣れてきた感じ。
しかし、まあインターフェースがわからない。道具だから操作性はいいのか。
何列目を押せとか言われても何列目か数えるのがめんどくさいという。


それ以外にもいろいろ面白いものがあったが、なんだか気分が乗らないのでこのへんにしときます。
思いついたら追記します。
同時に開催されていた「装飾」と向き合うための10の思考もすばらしかった。むしろそっちの方が興奮したかも。とにかくこまかーい作品が多くて衝撃。日本人の手先の器用さはすごいものです。
しかし、やっぱりこういうの観ると創作意欲が湧きます。

サイバーアーツジャパン -アルスエレクトロニカの30年-公式HP
場所:東京都現代美術館
期間:2010年2月2日~3月22日

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