2010/02/28

現像とレタッチ


RICOH GR DIGITALⅢ
1/1050 f/3.5 ISO-64


現像とレタッチってどう違うんだろうか。
現像は必要とされる調整であって、レタッチは過度調整?
最近いろいろと考えてしまう。
僕は写真は見たままがいいと思う(色味も含め)のですが、それではなかなか人の目は惹きつけられないのではないかと思い始めてきた。
なぜかなと考えたとき、やっぱり日常で見る風景というのは、見慣れている世界であるので感動は生みにくいのではないのかなと。だから、現実を切り取ってもなかなか惹きつけられない。
派手に着色して、コントラスト強めて、そうしたほうが目立つっちゃ目立ちますよね。
すごく美しいレタッチ作品を作っている人もいる。
むしろ人間の慣れという行為に反骨精神を抱き、新しい精神性を創造・開拓していくことができるという点で考えると過度なレタッチもすばらしいと言えるのかもしれない。
だけど、なぜか僕はそれを受け入れることができない(頭ごなしに否定はしないけど、感覚的にというか)。
僕が保守的な人間だからなのかもしれないが、悩ましい限りだ。僕の頭も堅いっちゃあらしない。

しかしまあ、とりあえず、僕は僕が一番いいと思う作品作りをしていくしかないのだろう。

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