2009/05/26

作文おじいさん?

今日のお昼ごろ、自宅最寄の駅でボケーと電車を待っていると。
見ず知らずのおじいちゃんから声を掛けられた。
駅で誰かに声を掛けられるなんて、滅多にないので、一瞬ビクッとした。
おじいさんは僕にこう、声を掛けた。



「作文作ったので、暇なときにでも読んでみてください。」






内心、はい~?という感じだった。
なんだか、怪しい宗教の布教用の作文かと思ったが、中を開いたら、そういうことでもないらしい。
内容としては、自然と人のあり方と、生きるということについて書かれていた。最後には、おじいさんの名前も。「おじいさん!これじゃあ、せっかくみんなに配っても、感想とか聞けないよ?せめて、住所くらい書いといたら?」と僕が、アドバイスしようとしたら、いつの間にかおじいさんは随分遠いところへ・・・。いろんな人に配っているようでした。

おじいさんは純粋に自分の作文を読んで欲しかったのかな?
僕らの世代ならば、こうやって簡単に自分の作品や、意見やらを世界中に発信できるけど、おじいさんは一生懸命足を使って宣伝していた。まあ、どちらがいいとか、悪いとかそんなんじゃないけど、おじいさんにブログの書き方教えてあげたら、きっともっと楽しい生活が送れるんじゃないかな、とふと思ってしまった。



ほんと、大した紙でもないし、印刷も鮮明じゃないのだけれど、おじいさんの心がすごく篭っているということは、すごく伝わってきた。

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