2008/06/30

Re:s



ずばっとこの本のコンセプトを書いてしまおう。


日進月歩。
世の中はとんでもないはやさで進み続けています。
けれどその速さのぶん、
大切なものをポロポロと落としつづけていることに、
なぜかみんな目をつむってしまっています。
ふと見渡せば、みんなして「もう戻れない」とあきらめ顔ばかり。

ならば進みませんか。

新しいものがよいものだとは限りません。
そんなことは誰でもしっているはずなのに、
ときにわたしたちはそのもののまわりにある装飾や
宣伝にほんろうされて、
ほんとうがみえなくなってしまいます。
また、逆にあたらしいものはわるいものだと
おもってしまうふるいもの好きなひともいるようです。
わたしたちにとって必要なものはもうすでにあるはずの
過剰な世の中で、
あたらしいとかふるいとかいう
単純なものさしを基準にするのではなく、
ほんとうにひつようなものを
じぶんのあたまや勘のようなもので
みわける力をよびもどさなければならないと思います。

わたしたちの暮らしのそばにしぜんにあるもの、
そういうスタンダードなもの。
これをわたしたちは思いきって
「ふつう」と訳そうと思います。
そんな「ふつう」について考えたり提案したりする雑誌です。
ふるくてもひつようなものや、
あたらしいけれど無闇でないものを、
きちんと紹介・提案できればよいなあと思っています。

そのまま編集長さんの言葉を引用させていただきました。
どうですか?気になっちゃいますか? 是非、お店で見てあげてくださいね。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

どうも、とりあえず私の痕跡をポロポロと落としてみます。

コンセプトという名の広告に振り回される私。
気になっちゃいました。

Unknown さんのコメント...

ファーストコメントありがとうございます。僕のもの作り価値観をかなり回転させてくれちゃった雑誌です。テクスチャーもなかなかよくて、写真もセンスがよいと思ってます。もちろん内容もとてもすばらしい情報量です。680円ですが、買いですね。