2009/01/29

ピカソやモネが見た世界 -脳は美をいかに感じるか-




















セミール・ゼキ=著
河内十郎=監訳

今読んでいる途中の本です。僕はカツマーさんたちのように速読は苦手なので、ゆっくり読んでいます。
しかし、なぜこの本を僕は図書館で手に取ったのだろう。やっぱり、脳について知りたいっていう欲求があるからなのかな。本の裏に貼ってある貸し出し履歴シートにもたくさんの日付が残っていた。
著者が言う「芸術家も科学者である」というのにはとても納得させられるところがある。逆に科学もアートだと僕は思っている。やはり、言語機能以上のものを視覚機能は持っており、芸術家などというカテゴリー(言語機能)では括れないのだろう・・・僕は芸術家という括りに違和感を感じてしまう。
言語機能は視覚機能に永遠に追いつくことができない。もし、視覚機能が何らかの形で機能を低下させない限り(それはかなりの確率で有り得ない)。
フェルメールの絵のように、この本についてもいろいろな人がいろいろなことを考え、自分の生き方や考え方に反映させていくことだろう。とても美しい。

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